Roots of GRANDIR
京都生まれのパン屋のお話
Foreword
焼きたてのパンから
はじまる京都の朝。
夜も明けきらない午前5時。
すでに厨房では多くの職人が所狭しと動き、最初のパンが窯の中に入れられます。オムレツを焼く音、パン種をこねる音、野菜を切る音が、重なりあって響きます。ほどなく、焼きたてのパンの香りが店内に満ちてきました。開店と同時に訪れるお客さまは、手慣れた様子でパンを選びます。「今日は寒いね」と店員と話している間に「おはよう」と次のお客さまが来店されます。京都の朝がはじまりました。
こんな朝を、30余年にわたりグランディールは続けてきました。 “Roots of GRANDIR”。 このページでは、私たちがあたりまえに続けてきた毎日のワンシーンを切り取ってご紹介していきます。エピソードを通して、グランディールが長年担ってきた「京都のいつものパン屋さん」としての原点を感じていただけたら嬉しく思います。どうぞ、焼きたてのパンを片手に、ブレイクタイムのおともにでも。